風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

初夏の詩仙堂-その1- 丈山菊(丈山翁遺宝展)編

今から約1ヶ月前の5月25日(日)

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もうそろそろさつきが咲き始めたかな?と思い、詩仙堂へまいりました。

 

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この日はまだ、さつきは咲き始めたところといった感じ。

 

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この手水鉢が面白いです。

 

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ぽつぽつとピンク色。

 

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ひょこっりと緑のなかから現れます。

 

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ハクチョウゲ(白丁花)も咲いていました。

 

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このピンク色の藤の親戚のようなお花は何かしら?←ニワフジ(庭藤)でした。^-^

 

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緑のなかで、コーンと僧都の音が響きます。

 

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紫陽花の花はまだ緑色の蕾。

 

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小さな花が咲いています。

 

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この薄紫色の花は丈山菊と言います。

(所謂ミワコワスレですが、ここ詩仙堂では

この薄紫色のミヤコワスレを丈山菊と言うのだそうです。)

丈山菊は今(5/25)が満開♪

 

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白いミヤコワスレも咲いていました。

 

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残月軒のそばには、甘く香る白い花が咲いていました。

 

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「五月梅(さつきばい)」 正式名は「バイカウツギ」です。

 

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甘い香りに誘われて、チョウチョや蜂がやってきていました。

 

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五月梅の足もとにはシラン(紫蘭)の花が。

 

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池のそばには黄菖蒲が咲いていました。

 

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詩仙堂のお庭は広いです。

 

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ぴん、ぴん!っと飛び跳ねるように咲いているサツキの花もかわいい。

 

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そして築山にはアヤメの花。

 

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ムラサキツユクサ

道端に生える小さなツユクサよりはるかに大きいこのムラサキツユクサ

実は北アメリカ原産なんだそう。

 

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ひらひらと飛び回っていたクロアゲハ。

とおくのサツキの花に止まったのをどうにかこうにか撮りました。

(かなり離れていたので、これが限界。)

 

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苔の上にとまったツマグロヒョウモン

湿った苔で給水中なのかしら?

 

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竹林の前にはオオデマリが。

 

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 まるでひとつだけスポットライトを浴びているよう。

 

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5月23日が丈山忌だそうで、

5月25日から3日間だけ、「石川丈山翁遺宝展」が開かれるそうです。

1年のうちで3日間だけの公開、なんとラッキーな日に行ったことでしょう。^-^

 

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 柵にはテッセン(鉄線)がからませてあります。

 

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 ニッコリと笑っているみたい。

 

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ここから、ふだんは入れないエリアへと足を踏み入れます。

これは建物の入り口の蹲踞(つくばい)。

 

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そばに咲いていたのはヒペリカム(小坊主弟切かな?)。

弟切って、そう言えば、昨夏の乗鞍でもありましたね、たしか。

信濃弟切草でした。→2013夏の旅その11-乗鞍・お花畑-(追記あり)

 

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建物のなかは撮影禁止だったので、入り口だけ。

丈山の書いた物のほか、いろんな方の絵や書がありました。

1ヶ月経つと、何があったのか、もはや忘れかけていますが(呆れ…^-^;)

印象に残っているのは、徳川家光の手紙が掛け軸になったもの。

将軍さまの手紙を見たのははじめてかも。

丈山はもともと徳川家に仕えていましたから、

家光公との交流もあったのでしょう。

(ちなみに達筆すぎて、読めませんでした、^-^;)

それから海北友松(かいほう ゆうしょう)の絵の掛け軸があったこと。

(たしか鷺の絵だった…あぁ、もう記憶が曖昧に…-_-; 

来年、この日を覚えていたら、もう一度じっくり見に行きたいと思います。)

 

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帰り道、竹林の木漏れ日が嬉しい。

 

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凹凸窠十境のひとつ、⑦の躍淵軒です。(今回やっと写真撮ってきました、^-^;)

凹凸窠十境については、以前「風の小径」のほうで書き記していますので、

そちらを参考になさってください。

 

関連エントリー

凹凸窠の十境-詩仙堂その1- - 風の小径

十両・百両・千両、そして万両。-詩仙堂その2- - 風の小径

凹凸窠のもみじ-詩仙堂その3- - 風の小径

 

その2に続きます。

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