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風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

2013夏の旅その11-乗鞍・お花畑-

さて、魔王岳の次に散策したのは、お花畑です。

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お花畑全景。恵比寿岳と不動岳の間にある谷間は

高山植物が咲く自然のお花畑になっています。

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 まず、この坂道を下って行きます。

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その横の斜面は、まるでお花の絨毯を敷いたよう。

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 白い花、そして黄色い花…♪

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いろんなお花が咲き乱れています。

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 この白いお花は「コバイケイソウ」(小梅蕙草)

 花が小梅に、葉がケイランに似ているバイケイソウの小さい版という花。

で、ケイランって何?と思ったら、

台湾や中国広東省原産のシンビジュームの一種なんだそう。

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ハクサンイチゲ」(白山一華)白くて清楚なお花です。

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 ピンぼけにしか写ってないけれど、^-^;

黄色いほうの花は「ミヤマキンポウゲ」(深山金鳳花)

(キンポウゲの漢字ってこんな漢字を書くのだと、はじめて知りました、^-^;)

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さて、山肌のお花畑の道をはさんで右手には谷間のお花畑が広がっています。

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このような木道を歩いて散策。

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歩くと、ポクポクと足もとで木の音が心地よく響きます。

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その木道の両端には様々なお花が咲いていました。

こちらの黄色の花は「ウサギギク」(兎菊)別名キングルマ

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一対の長い葉っぱをうさぎの耳にたとえたところから、この名前がついているそう。

何とも可愛らしい名前ですよね♪ 名前だけでも好きになってしまう花。^-^;

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「 シナノオトギリソウ」(信濃弟切草

オトギリソウとは漢字で書くと、なんと弟を切る草?!

なんとも物騒な名前なので、ちょいとwikipediaをたずねてみると、

この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものである。この不吉な伝説のため、付けられた花言葉も「怨み」「秘密」と縁起が悪い。

 …ということらしいです。ひぇ〜。

綺麗なお花からは想像出来ない、ドロドロした伝説があるのですね…びっくり。

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ピンク色の花はたぶん「ヨツバシオガマ」(四葉塩竈

名の由来は浜で塩を作る塩竈に似ていて、葉っぱが4枚輪生しているからだそう。

じゃあ塩竈の形は?と調べようとしたのだけれど、ネットでは塩竈と入力すると、

塩竈市関連しか出てきません…。

なので、花の形から逆に塩竈の形状を想像してみたりする次第。^-^;

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「コウメバチソウ」(小梅鉢草)

名前の由来は、花の形が梅鉢紋に似ていることから。

確かに似ていますね!^-^/

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イワツメクサ」(岩爪草)

名前の由来は葉っぱの形が鳥の爪に似ているかららしい…

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(たぶん)「ミヤマセンキュウ」(深山川芎)

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このミヤマセンキュウは虫たちのレストランのようですね♪ 

蜜、美味しいのかな♪

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(たぶん)「ミヤマアキノキリンソウ」(深山秋の麒麟草)

ミヤマアキノキリンソウの別名は、コガネギク。

ふつうのアキノキリンソウに比べると、背丈が低くて可愛い感じです。

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黄色いミヤマアキノキリンソウの間に咲いていたのは、

「イワギキョウ」(岩桔梗)

魔王岳にも咲いていた紫色の可愛らしい花です♪

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こちらでは岩場ではなく、苔の間にポツポツと咲いていました。

よく似ている花にチシマギキョウというのがあるのですが、

チシマのほうは花冠に長毛があり、花向きが横とあるので、

これはイワギキョウかなと…。

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チングルマ」(稚児車・珍車)の実。(花は白い花が咲くらしい。)

このふわふわと放射状に広がる実が

子どもの風車に見えたことから稚児車とついたらしいのです。

(でも、風車には見えないけれど…笑)

とっても面白い実ですよね。(実にも見えない…^-^;)

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コバイケイソウの群生。今が満開という感じですね! ^-^/

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山のハイマツの方からは、

時々イワヒバリらしき鳥の軽やかな歌声が聞こえてきました♪

声を頼りに探してみましたが、声はすれども姿は見えず…。

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お花畑木道の一番奥。

谷間の向こうには、すっきり見えていれば白山が見えるはず…。

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ところどころ、ごつごつとした溶岩が転がっています。

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不動岳はちょっと岩がゴロゴロしています。

何かの拍子に落ちてきたりしないかしらん…?

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ウサギギクにやってきたのはクジャクチョウ♪

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 ぐるりと1周して、もとに戻ってきました。ちょっとここらでひと休憩。

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 畳平にある、乗鞍本宮に参拝。

 

その12に続きます。

kazenonakanotabi.hatenablog.jp

 

(追記)

オトギリソウの秘薬の秘密のこと、

コメントでいただいたら私も気になってきたので(笑)、

ちょっと調べてみました、^-^;

オトギリソウの秘薬の秘密は「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」という

江戸時代の百科事典にのっているのだそうです。

その昔、鷹匠だった晴頼という兄が薬草で鷹の傷を治すと有名だったけれど、

その薬草の名前を秘密にして絶対口外しなかったそうなんです。

ところが弟がうっかり人に漏らしていしまったため、

晴頼は怒って弟を切ったそうなんです。

そしてその恋人も後を追ったのだとか。

そしてその時、弟を切ってあびた血の跡が葉に残っていたので、

弟切草という名前がついたというお話です。

そして、このオトギリソウを乾燥させたのが

「小連翹(しょうれんぎょう)」という薬。

薬効としては、神経痛、リューマチ、痛風、外傷、打撲傷、

それに月経不順に効くそうです。