風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

2012北海道の旅-その13- 北大キャンパス前編

もたもたしているうちに10月になってしまいました。

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さて札幌編、北海道庁旧本庁舎をあとにして、

次に向かったのは「北海道大学」です。

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正門を入ってすぐにあるハルニレ。樹齢およそ110年。

新渡戸稲造夫人メアリー・エルキントンさん寄贈の樹だそうです。

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妖精が飛んでいるような雲。

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中央ローン。約12,000㎡の緑地。

せまい京都のキャンパスしか見た事がないので、とてもうらやましい環境です。

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かつて流れていたサクシュコトニ川を再生。

以前のサクシュコトニ川には、サケが遡上していたらしいです。

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もちろん、クラーク博士です。^-^

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古川講堂。アメリカン・ヴィクトリアン様式の建物。

1909年、古川財閥が政府に献金したお金の一部で建設されました。

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この風景、日本ではないみたいですね。白い建物は旧昆虫学及養蚕学教室。

1901年建設。現存する校舎のなかでもっとも古い建物。

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エルムの森の大きな大きな樹。

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総合博物館。(旧北海道帝国大学理学部本館として1929年建設の建物)

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建物のなかにある、美しいアインシュタインドーム。

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壁には朝・昼・夕・夜を意味する陶製のレリーフが飾られています。

ちなみにこの写真のミミズクは「夜」。

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アインシュタインドームの窓から見える空。

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2004年の台風で倒れたポプラの木で作られたチェンバロ

ポプラのチェンバロがどんな音を奏でるのか…ちょっと聴いてみたいです。

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中谷宇吉郎博士の「人工雪誕生の地」の記念碑。

1935年、この地に常時低温研究室が建ち、

翌年、世界で初めて人工雪結晶を作ることに成功しました。

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集 (岩波少年文庫)

「雪は天からの手紙である」という言葉は、

なんて詩的な言葉だろうと、この言葉をはじめて聞いた時に思いました。

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大野池。大野和男工学部教授の立案により、湿地帯を池に整備されたもの。

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カモたちが飛来して憩う池。

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睡蓮の間をぬうように泳ぐカモさんがいました♪

 

北大キャンパス、広大なので続きます。

 

(おまけ)

雪の写真家ベントレー

雪の写真家ベントレー

Snow Crystals (Dover Pictorial Archive)

Snow Crystals (Dover Pictorial Archive)

私の好きなベントレーの伝記絵本と写真集です。

中谷宇吉郎博士は実はこのベントレーの写真集の雪の結晶の美しさに魅せられ、

この道の研究にすすんだといわれています。