先日、石山寺に梅を見に行きましたら、紫式部「大河ドラマ館」が石山寺明王院にて開催されていましたので、そちらとのセットで入山しました。
第4回の「五節の舞」の回での衣装です。
白地菱型地に下がり藤染め裳
葡萄色(えびいろ)地に向蝶柄織唐衣(むかいちょうがらおりからぎぬ)
金銀泥鳳凰絵入大翳(きんぎんでいほうおうえいりおおかざし)
このドラマ見るまで「清少納言」は「清少・納言」と区切るのかと思っていました。
確かに小納言という役職からの名前なんだから「清・少納言」と区切る訳ですよね💦
まひろ(紫式部)の部屋と書道具
平安時代の衣装、男性は「丸首」女性は「襟合わせ」の衣服ですが、奈良時代までは女性も丸首だったそうです。ところが9世紀に「薬子の変」が起きて、朝廷で働く女性の場所が縮小されたそうです。その後、10世紀になってからお妃につかえる女性(いわゆる女房ですね)とう新しい女性の働き方ができて、襟合わせの衣装をよりアレンジしていったのだとか。十二単もそうしたところから生まれたのでしょうね。^-^
大河ドラマ館は令和7年1月31日まで開催されているそうです。
さて、そのお隣の世尊院では「恋するもののあはれ」展が開催中でした。
ここでは源氏物語にまつわる色や香り、それに草花などがテーマ別の展示がありました。
これは色のカード ↓ 裏を見ると
源氏物語の登場人物のそれぞれの色の説明が載っていました。
こちらは香りにまつわるお話。
これは源氏物語ゆかりの植物のコーナーでのデジタルおみくじ。
「山桜」になりました。
源氏の間
紫式部供養塔
月見亭
かつて紫式部もここから水面に映る月を眺めたのかもしれませんね。
(おまけ)
ささ草(みつまた)
源氏物語では二十三帖「初音」と二十四帖「竹河」に登場するそうです。
菊(小菊)
二帖「帚木」七帖「紅葉賀」九帖「葵」二十一帖「少女」四十一帖「幻」に登場
「石山紫の道」には源氏物語に登場する30種以上の植物を集めているそうです。
これを見ながら石山寺に向かうのも面白いかもしれませんね。
石山寺郵便局
ここでは石山寺の月見亭と源氏窓の風景印を押してもらえるそうです。
(番外編)
これは去年行った時の盆梅の様子です。
源氏物語ゆかりの名前がそれぞれ付けられていました。
(今年の盆梅にはつけられてなかったので、こちらの写真を引っ張り出してきました。)
一番、右下は源氏の間です。去年は紫式部のお人形がいましたが、今年は不在でした。
ドラマに出張ちゅうだから?😅
↑Instagramにあげた2023年度の盆梅の様子
なお、今年の梅の様子は「風の小径」のほうにあげようと思います。
石山寺、桜とヒヨちゃん。(2023年の様子)
なお、梅の様子は「風の小径」のほうにあげています。