第75回正倉院展に行ってまいりました。
今年のメインは、この「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)でしょうか。
あと、この写真にある「平螺鈿背円鏡」や「碧地金銀絵箱」など。
2つの刀子(とうす)や「密陀彩絵箱」なども美しかったです。
あ、そうだ、すっぽん(青斑石鼈合子)もいました!
そして、布のお面は見た途端、思わず、こわっと声がでました。^-^;
古文書もいつも出ていますが、今回は石山寺造営のが面白かったです。
(人足が逃亡したので、代わりの人をよこしてほしいという文書とか、^-^;)
事前にチケットをオンラインで購入するので、10時半から11時半に入館する枠のチケットを購入したのですが、これは果たして時間制で人を区切っているのか?と思うほど、人が多かったです。(平日ですよ)
あきらかに一昨年の入場制限の人数よりも枠が大幅に緩和されていて、展示物を見るのに人だかりができていて、見るのに一苦労でした。
コロナ禍前の混雑ぶりとあまり変わらないように思いました。
見終わって出てきたら、全然入場の行列がなかったので、来年からはお昼からのチケットを取ろうと思った次第です。^-^;
暑いからか?ここで藻を食べている鹿たち。
さて、正倉院展を見終わったあと、仏像展を見に行って、ぼちぼち帰ろうかと思って歩き出したら、庭園を公開していることに気づきました。
2022年にお庭の修復が終わって、どうやら去年の正倉院展から公開しているようです。
正倉院展のチケットを持っていれば、中に入れます。
この地図の露地門から入りました。
「心字池」
草書の「心」の字を表しているとか。
土橋と紅葉の映り込みが美しいです。
池の向こうに見えるのは茶室「八窓庵」
待合
土橋は新しく架け替えたそうです。
般若寺型石燈籠
そういえば2年前に奈良に来た時に、般若寺のコスモス見に行ったなぁと思い出しました。(あ、記事にしてませんでした。振り返り記事書けるかな?^-^;)
石燈籠の説明版
宝篋印塔
宝篋印塔の説明版
この橋を渡って、
その先にあったのは「国東塔」
「国東塔」の説明版
いいお天気 ^-^
ここから茶室へ
八窓庵です
躙口
茶室の周りをぐるりと1周。
奈良博公式の八窓庵修復とお庭の案内のYouTubeです。
利休型石燈籠
可愛らしい石燈籠でした。
茶室へは待合からこの土橋を渡って来るのでしょうね。
(見学ではこの土橋は渡れません)
庭園にはいろいろな桜が植樹されていました。
これは奈良の八重桜だそうです。
桜の頃にまた来てみたいと思いました。
<正倉院展過去記事>
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
過去記事を読んでいると目録の値段が1200円でしたが、今年は1500円でした、^-^;
(追記)正倉院展に関するホームページを貼り付けております。
読売新聞の記事より
正倉院展での展示物のトピックなどの記事があります。
こちらは正倉院展の公式ホームページ
↓
(おまけ)
www.nhk.jp日曜美術館の正倉院展の回、調べましたらオンデマンドで見られるようです。
(U-NEXTにありました)