平安神宮の神苑は本殿をはさんで、右側に南神苑(平安の苑)と西神苑(白虎池)、
白虎池の花菖蒲を堪能したあと、本殿後ろの林間を抜けて中神苑に入りました。
中神苑の蒼龍池。
池にはカキツバタが植えられています。
この中には光格天皇がご遺愛されたという白地に紫の模様が入った
「折り鶴」というめずらしい品種があるそうです。
今年はもう花の時期が終わってしまっていましたが、
いつか、それが咲いている時期に訪れてみたいです。
(忘れないようここに記しておきます…(^^;)
池の淵にはドクダミの花が咲いていて、そのむこうでは
亀さんがのんびりひなたぼっこ。^-^
もう夕方5時を回る頃だったので、睡蓮の花はほとんど閉じていました。
閉じかけているので、まるでゆで卵のような…笑。
「臥龍橋」、龍が臥す姿をした飛び石です。
この石は豊臣秀吉の時代に造営した三条および五条大橋の橋脚が使われています。
この橋には神苑作庭者である第七代目小川治兵衛の
「龍の背にのって池に映る空の雲間を舞うかのような気分を味わっていただく」
という意図がこめられているらしいです。
今日は池に空の雲が鏡のように映し出されていて、まさに龍の背にのるには絶好の日。
龍の石を渡り、珊瑚島を通り過ぎると東神苑に到着。
東神苑の栖鳳池。
池に尚美館(迎賓館)が映っています。
こちらは泰平閣(橘殿)。
背後にあるのは華頂山。
尚美館、泰平閣、いずれの建物も大正のはじめに御所から移築されたもので、
当時御苑で開催されていた京都博覧会にて使用されたものだったそうです。
この日は池にたくさんのつばめが飛んで来ていました。
泰平閣。両サイドに腰をかけるところがあり、
ゆっくりと池の様子をながめることが出来ます。
泰平閣から平安神宮会館のながめもなかなか絵になります。
尚美館側から見た泰平閣。
あまりにもそのたたずまいが美しくて、思わずため息が出ました。
最後は一枚の写真におさまりきらないりっぱな松をながめ、神苑をあとにしました。
(おまけ)
今回のお出かけの〆めは、スフレでした♪
スフレって、ほんと、ふあふあです。^-^
「六盛茶庭」
6月10日午後から出かけた「花菖蒲を求めて」の京都ミニトリップ。
「六盛茶庭」を出たのが午後6時すぎ。
なかなか充実した半日でした。^-^
神苑はまた違う季節に行ってみたいものです。