さて「比叡山延暦寺」を後にして、坂本ケーブル駅へと向かいました。
駅の前からは琵琶湖が見えます。
坂本ケーブルの駅。
ずいぶんクラッシックな駅舎は、昭和初期に建てられたもの。(登録有形文化財)
関西の駅百選に認定された駅なのだそうです。
駅の看板も手書き。^-^
ケーブルカーは赤と緑のツートン、ヨーロピアン調のきれいな車両でした。
その昔、まだ学生時代の頃、このケーブルカーを一度利用した事がありました。
当時のアルバイト先の先輩に誘われて、数名で延暦寺へ初詣に出かけたのです。
雪が積もっていた覚えはあるのですが、
「はて?こんなにおしゃれな車両だったかな?」と記憶にありません…。
それもそのはず、1993年(平成5年)に今の車両にチェンジしたそうです。
(何しろ私が乗ったのは、まだ昭和の時代…笑)
窓がとても大きいです♪
「縁」と「福」と命名されたケーブルカーのうち
やってきたのは「縁」の方。
乗っていてびっくりしたのは、こんな山の中に途中の駅があったこと。
さすが日本一長いケーブルカー(全長2025メートル)です。
「途中、ほうらい丘駅で降りられる方はおっしゃってください。」との
アナウンスがありましたが、山頂からのお客さんで果たして
ほうらい丘駅で下車する方はいらっしゃるのでしょうか?!
手前にあるのはふくろうの木彫りの置物。
要所要所に、ふくろうやら、うさぎやら、さるやら…
いろんな動物の木彫りが出迎えてくれます。
長いケーブルなので、トンネルも出てきます。
(少なくとも2回はトンネルを通過。←もう記憶が曖昧…(^^;)
2台のケーブルカーの離合場所です。
行きに乗った叡山ケーブルの時にもふれましたが、
ケーブルカーというのは、一本のケーブルで繋がっているので、
同時に動き、同時に止まるのだそうです。
だから2台がすれ違う時も常に同じタイミング。
ケーブルカーからの琵琶湖ビューポイント。
この後は、森の中に入って行きます。
ケーブル坂本駅に到着。
おさるさんの置物が出迎えてくれました。
「坂本駅に」着いたのは16時半過ぎ。
疲れてはいましたが、最後に絶対に寄りたいところがあったので、
そちらへ向かうことにしました。
その5につづきます…。