4月2日、鹿児島での2日目です。
午前中に指宿を後にし、鹿児島市内へと戻って参りました。
そして、出かけた先は「仙厳園」。
仙厳園(せんがんえん)は第十九代島津家当主の島津光久によって築庭された
島津家の別邸です。
ここで島津の丸十家紋を覚えたムスメ、
この間歳時記カレンダーに描かれていた春駒にそれを見つけて
「あ、島津の御紋がある」と言っておりました。
ソテツがあるところが、鹿児島的な風景。
薩英戦争の時に使われた大砲のレプリカ。
こちらがかつての正門。
瓦に丸十。
お庭からは桜島が望めます。
今日はすこし霞み気味。
昨日は見えた噴煙、今日はあがっていないようでした。
「獅子乗大石灯籠」
この灯籠は明治の時代になってから作られたもの。
「錫門」
屋根が錫で出来ています。
昔、この門は当主と嫡男しか通ることが出来なかったそうです。
御殿のすぐそばからの眺め。
かつて篤姫もこの景色をお屋敷の縁側から眺めたのでしょうか。
「磯御殿」とお庭の様子。
「望獄楼」 琉球国王から送られたもの。
藩主が琉球使節を応接するときに用いられました。
中国風の建物で、床には瓦が敷き詰められています。
岩壁に「千尋巌」という磨崖文字が彫られています。
中国式庭園の影響を受けたもの。
「春の旅その7 ー仙厳園その2−」へと続きます。