石の寺「教林坊」へと、行ってまいりました。
教林坊は、推古十三年(605年)に聖徳太子によって創建されました。
「教林」とは聖徳太子が林の中で教えを説かれたことに由来するそうです。
そして平成7年に現ご住職が24歳で就任されるまで、
ここは長らくの間、荒れ寺だったそうです。
それをここまで復興されたとのこと。
ご詠歌には
「九十九折れ たずねいるらん 石の寺 ふたたび詣らな 法の仏に」
とあり、困難な願い事も二度詣でれば叶うと言われています。
(今回一度目だから、是非もう一度詣らねば…^-^;)
竹林をぬけると、
紅葉がみえてまいりました。
曇天の中でも鮮やかな紅葉。
もみじのトンネルの向こうに、入り口が見えてまいりました。
書院の入り口。
経蔵。
紅葉はやや盛りを過ぎたような感じでしたが、
それでもまだまだ見応えがありました。
この鬱蒼とした感じが、いかにもかくれ里っぽいです。
仲良し地蔵さんですって♪
千両の赤、紅葉の赤、散り紅葉の赤、色々な赤。
苔むした「太子の説法岩」の前にも、
お地蔵さまがひっそりといらっしゃいました。
千両。
山茶花。
窓に映る紅葉。
左の苔むした岩は本尊霊窟。
この中に太子自作の石仏がおさめられています。(赤川観音)
紅葉と吊り灯籠。
本堂から書院をのぞむ。
書院。
この書院の茅葺き屋根の下には、大黒様がいらっしゃいました。
(せまい階段をのぼって拝見しに行くことが出来ます)
そこでは、おみくじをひくことが出来たので、
この屋根の中は、結ばれたおみくじがたくさんありました。^-^
(なかなか壮観な景色。)
ちなみに私は「吉」でした。^-^
真ん中の大きな石が「太子の説法岩」
敷き紅葉。
そしてこの岩の下に「赤川観音」はいらっしゃいました。
(暗過ぎて、写真には納めていません)
本堂。
ごつごつした石のお庭。
水琴窟
書院の「掛軸庭園」
自然を切り取って、四季折々の山水掛け軸に見立てるそうです。
季節によって、日によって、そして時間帯によって、変化する掛軸ですね♪
本日の掛軸。^-^
(おまけ)仏教語の立て札。
山門から書院までの道すがら、ときどき仏教語の解説の立て札がありました。
「兎に角(とにかく)」
「釈迦力(しゃかりき)」
「微塵(みじん)」
「億劫(おっくう)」
ふだん、何気なく使っている言葉も、仏教語から来ていたりするのですね。
<秋の特別拝観の時期>
教林坊の秋の特別拝観は11月1日〜12月15日まで。
秋の特別拝観以外は、土日祝日のみ拝観可だそうです。
次はライトアップの時間にでも訪れたいものです。
(御朱印)
教林坊が紹介されているエッセイ。
(この日のランチ)
東近江市のあいとうふくしモールにある「野菜花」です。
「季節の野菜もりセット」 (野菜花ランチ+蒸し野菜)
この味噌だれにつけて食べる蒸し野菜が美味しくて、
帰ってきてからも蒸し野菜にはまっています、^-^;;
ー☆ー
金沢も奈良も旅行記が滞っておりますが…^-^;
とりあえず、季節的にこちらの記事を先にあげました。m(_ _)m