「新緑の鞍馬へ。その3-奥の院- 」からの続きです。
奥の院から貴船へと降りてきた私たちは、貴船神社に向かいました。
新緑と赤い鳥居のコントラストが美しいです。
青もみじのトンネルの階段を登って行くと、
ひとえの山吹が咲き乱れていました。
新緑のカツラの木。ここからあふれるパワーをいただきました。
(この桂の御神木については、また別に「風の小径」に書き記しましたので、
そちらをご覧下さい。m(_ _)m →「御神気あふるゝ木♪ - 風の小径」)
お参りをすませたあと、
もう仕舞支度をされている社務所でなんとか「水占みくじ」をいただきました。
(なんせ貴船神社についたのが、4時半ぎりぎり…^-^;)
水にそっと浮かべたところ、浮き出てきた文字は「大吉」です♪
ムスメ曰く、鞍馬の由岐神社でひいたおみくじ(こちらも大吉♡)と
学習に関して、全く同じことが書かれていたそうです。
「安心して勉強すべし」
そうか、二つのおみくじに太鼓判おされたわけね♪
では、安心して、ひたすら勉強に励んでください。^-^
シャクナゲ咲く境内。
よく見ると、シャクナゲの上には違う花が咲いています。
なんと、木蓮でした。
新緑のなかの木蓮とはまた、めずらしい気がします。
別のところに咲いていたシャクナゲ。
見とれてしまう純白の椿。
午後5時頃、 奥宮に到着。
もう灯籠に灯がともりはじめました。
奥宮は新緑のご神木「桂」の木と、藪椿に見守られるように建っています。
「御船形石」。
御船形石の上は、小さなお花畑♪
新緑の奥宮をあとにして、
中宮の「結社(ゆいのやしろ)」に、立ち寄りました。
「結び文」
この文(ふみ)に自分の思ひを書き記して、ここに結びます。
…さて、ムスメは何と書いたのでしょうね? ^-^;
「結社」の参道脇にひっそりと咲いていたイチリンソウ。
新緑の向こうに桜が見えました。
さて「結社」を出たのは5時半過ぎ。
もう貴船口までの終バスは出てしまったあとなので、
駅まで2キロの道のりをてくてくとよろよろと歩きました。
この頃にはもう足が痛くて痛くて…泣。
久しぶりに履いたトレッキングシューズ(←独身の頃買った20年以上前の靴)
のふくらはぎにあたる部分がとても痛いのです…
サポートするはずのところが痛くなってどうする。-_-;
(愛用していたウォーキングシューズは去年の信州ではきつぶしてしまったし、
やっぱりあらたな靴を買ったほうがいいのかな。)
途中で見つけた「蛍石」。
なるほど。和泉式部の時代も、そして今の世も、
六月になると、この石の辺りで蛍が舞うのを見ることが出来るのですね。
蛍石のそばに咲いていた桜。
遅桜なほもたづねて奥の宮 高浜虚子
虚子はこの桜を見たのかもしれません。
貴船川のそばにはシャガが咲いていました。
清流のしぶきをバックにシャガは涼しげですね。
ひとえの山吹と青もみじを愛でていたら、電車の音が。
(最後の力を振りしぼり、笑)やってきた電車になんとか滑りこみました。
青もみじのトンネルを見ながら、貴船をあとにしたのです。
ゴールデンウィーク前半の長ーいお話でした。m(_ _)m
<関連エントリー>
新緑の鞍馬へ。その1-由岐神社- - 風のなかの「 旅日記」