蓼科山の麓に女神湖という小さな湖があります。
ここは昔は赤沼という沼だったそうです。
昭和41年にその沼地を農業用水のために整備、
名前の由来は蓼科山を女神山と呼んでいたことに由来します。
(ちなみに雄神山は浅間山なのだそう。)
というわけで、この何とも美しい名前を持った湖は人工湖だったのですね。
もと沼地だっただけあって、その横は湿原になっていました。
はい、ここでまた「女神湖」版、植物図鑑の作成を…^-^;
サワギキョウ(沢桔梗)…とても美しい花ですが、実は有毒植物。
フシグロセンノウ…カタカナだと覚えにくい名前。
漢字で書くと「節黒仙翁」…名前のとおり茎の節が黒いのだそうです。
でもなぜ「仙翁」なのでしょうね?(この名は中国由来?)
「仙翁」というのは、もともと中国から入って来たお花なのだそうですが、
室町時代に七夕のころに贈答品として贈られたことから、
七夕のことを仙節(仙翁花の節)と呼んだこともあったそうです。
妖精が住んでいそうなキバナノヤマオダマキ(舌かみそう…-_-;)
漢字で書くと、「黄花の山苧環」。
チダケサシ。これも覚えにくい名前。
漢字で書くと「乳茸刺」…昔、乳茸というきのこを採った時に、
このチダケサシの茎にさして持ちかえったことからついた名らしい。
ところで、乳茸って、どんなきのこなんでしょう?
ツリフネソウ…「釣船草」。これはわかりやすい…^-^
ワレモコウ「吾亦紅」…「われもこうありたい」という意とかなんとか。
クルマバナ。漢字で書くと「車花」。
なぜ車かというと、花が車軸状につくことから…らしい。
ハンゴンソウ…漢字で書くと「反魂草」
「反魂」とは魂を呼び返すという意味があります。
すごく小さな小さなかわいいピンク色の花でした。名前不明。
今、ネットで見ていたらどうやら「アカバナ(赤花)」という種類みたいです。^-^
ウドの花穂。漢字で書くと「独活」。
ウドって芽しか知らなかったけれど、こんなに大きくなるんですね。
青い実がたくさんなってました。何の実?
虫食いだらけの木。 松食い虫にやられたのでしょうか?
きのこ、みっけ♪ 妖精さんの椅子のようですね。^-^
あぁ!もしかして、これが乳茸?!
(追記)
「女神山」である「蓼科山」には、「ビジンサマ」伝説があるのだとか。
蓼科山にはビジンサマという名のものが住んでいるという伝承がある。姿は球状で、黒い雲に包まれ、下には赤や青の紙細工のようなびらびらしたものが下がっており、空中を飛ぶ。これが山を通る日には人々は山仕事をやめるという[1][2]。山神信仰において、山神の祭日に山仕事をやめる風習がしばしば見られることから、このビジンサマも山神の類と解釈されている[3]。
以上、Wikipediaより、引用。
女神さまのお姿、私が想像していたものとは、だいぶ違ったようです…^-^;
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2013夏の旅その5に続きます。