風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

2015冬の旅その3-山田堰@筑後川-

2015冬の旅その2からの続きです。 さて、美味しいピッツァをいただいた後、向かったのは筑後川のそばでした。 (あ、ピッツァのお店の名前がわかりましたので、 追記しておきました。m(_ _)m) 筑後川の上を、カワウの群れが飛んでいきます。 ここは「山田…

2015冬の旅その2-朝の海にて-(追記あり)

本日2本目のエントリー、「2015冬の旅その1」からの続きです。 朝7時過ぎの海、まだ夜が明けたところ。 九州の夜明けは京都に比べると少し遅い。 空がだんだんピンク色に染まる。 そのうち、サーモンピンク色に変化。 さらにオレンジがかった色へと変わっ…

2015冬の旅その1-夕刻の浜辺にて-

2015年1月3日。 久しぶりの冬の海…今日は穏やかな海です。 冬の夕陽は夏に比べると弱々しくて。 でも、海の色を金色に染める。 砂浜にはそこここに貝殻が落ちていて、 すぐに貝殻コレクションが出来そうな。 西の海に、お日様が沈んだ…オレンジ色の空を残し…

興福寺・北円堂開扉。

さて、正倉院外構を見学した後、興福寺へとまいりました。 興福寺は天智天皇8年(669年!)に藤原鎌足が造立した釈迦三尊像を 安置するため、夫人の鏡女王が山科(京都)に建てた「山階寺(やましなでら)」を 始まりとするそうです。 その後、飛鳥に移…

正倉院外構見学とおまけのランチのお話♪

11月はじめ、「正倉院展」を見に奈良へ行ってまいりました。 そして「正倉院展」を見学した後、 「正倉院外構」が10月25日より公開中との案内があったので、 ランチのあとに行こうということになりました。 (ランチについては、↓おまけのランチのお話…

第66回正倉院展へ。(2014年度)-「鳥毛立女屏風」など-

秋晴れの日に、第66回「正倉院展」に行ってまいりました。 今回の展示は天皇傘寿のお祝いで、 この図録表紙の「鳥毛立女屏風」をはじめとして、 出品されるものが華やかなものが多いとのこと。 朝一番に行ったのにも関わらず、 入り口はずらずらずら〜っと…

稲荷山一ノ峰から本殿へ。ー伏見稲荷大社・その3ー 夕刻から夜の伏見稲荷。

少し間があきましたが、 「伏見神寳神社と竹乃下道、そしてお滝行場。ー伏見稲荷大社。その2ー(Fushimi Inari Shrine -No.2-) 」の続きです。 夕方の5時半をまわって、一ノ峰にようやくたどり着きました。 ここは上之社、末広大神が祀られています。 こ…

伏見神寳神社と竹乃下道、そしてお滝行場。ー伏見稲荷大社・その2ー

9月の3連休に訪れた 「伏見稲荷大社-その1-(Fushimi Inari Shrine -1-)」からの続きです。 お稲荷さんの千本鳥居から外れて脇道にそれると、 こんな山道になります。 しばらく歩くと、鳥居が見えてまいりました。 「伏見神寳神社」 なにぶん時間が時間…

本殿から奥の院へ。ー伏見稲荷大社・その1ー 願掛け鳥居と白狐絵馬、そしておもかる石。

<伏見稲荷大社> 9月の連休の中日、思い立って伏見稲荷大社へと行って参りました。 お天気がよいので、楼門の朱が映えます。 この楼門は天正十七年(1589年)、秀吉の造営によるものだそうです。 なんでも大政所(秀吉の母君)の病脳平癒祈願が成就すれば …

2014夏の旅その4-晩夏の海辺-

9月に入ってしまいましたが、2014夏の旅の続きです。 晩夏の海は、雲がもう秋を告げていました。 心なしか海の色も夏の終わりを告げているように感じます。 それでも夏休み。 地元の子どもたちは、のんびりと釣りをしたり、素潜りをしたり。 ゆったりまった…

2014夏の旅その3-糸島・桜井二見ヶ浦-

さて、白糸の滝をあとにして、今度は海のほうへ。 田んぼの畦には、白鷺やアオサギがたくさんおりました。 (車に乗っていたので、写真は撮れてないけれど。) ふだんは鴨川のなかにいる姿しか見ていないので、 こんな緑の中にいるダイサギやアオサギの姿は…

2014夏の旅その2-糸島・白糸の滝-

前の日の夜中、雷とともに激しい雨が降った福岡県。 お天気がどうなることかと心配していましたが、 車で山のほうに向かうと、爽やかな青空が見えていました。 ここは、福岡県糸島市の羽金山。 標高900mの山。 ここからは、糸島市内と海が一望出来ます。 …

2014夏の旅その1-夏の海-

久しぶりに夏の海へ。 (夏の海はこの旅日記では、はじめてかも? 他の季節は帰っていたけれど、夏はなんと4年ぶり!) 沖にはモクモクと夏の雲。 けれど、少し北の空に目をむけると、 そこには秋の空が広がっていた。 砂浜は、お絵描き三昧。 そして、思い…

相国寺の蓮華@放生池(追加写真と修正あり)

7月のある日、蓮を見たくて相国寺にまいりました。 相国寺の「放生池」には、たくさんの蓮が植えられています。 「放生池」というのは、 中国や日本の仏教において,捕獲た魚介を購い,生かし放つ池を称していい,慈悲行の表れを意味する。仏典の《金光明経…

宇治・三室戸寺-アジサイ編-

もうかれこれ1ヶ月前、7月のあたまに出かけた三室戸寺。 ずっとエントリー出来ないままでしたが、 まだあげてないガクアジサイもありましたので、ガクアジサイ会員としましては、 やっぱりこのままエントリーしないのは心残りです。 (Today's Photoではミ…

お白石持神事-下鴨神社にて-

25日から下鴨神社の「みたらし祭」がはじまりました。 日が西に傾いているので、糺の森には斜めから光が入り込みます。 赤い鳥居の前には、「お白石」という石が積まれているのですが、 これは本殿の御垣内に敷き詰められるための清らかな石なのです。 来…

初夏の詩仙堂-その3-ガクアジサイ編

初夏の詩仙堂、第3弾です。 6月20日、梅雨の合間のよく晴れた日に、 ブログ友の くみちょう (id:Strawberry-parfait) さんとともに 詩仙堂へとまいりました。 さつきはもうピークを過ぎていましたが、 お庭のガクアジサイがちょうど見頃を迎えていました…

初夏の詩仙堂-その2- サツキ、そしてシチダンカ編

6月4日(水) そろそろサツキが見頃かしら…と、ふたたび詩仙堂へ。 前回(5/25)に訪れたときよりも、ずいぶん咲いていますね。 池の端、ニワフジ(庭藤)も花盛り。 ここから見るサツキは、まるで連なる山脈のよう。 そして、ここがピンクに染まる様子が…

初夏の詩仙堂-その1- 丈山菊(丈山翁遺宝展)編

今から約1ヶ月前の5月25日(日) もうそろそろさつきが咲き始めたかな?と思い、詩仙堂へまいりました。 この日はまだ、さつきは咲き始めたところといった感じ。 この手水鉢が面白いです。 ぽつぽつとピンク色。 ひょこっりと緑のなかから現れます。 ハ…

旧外村宇兵衛家と中江家-五個荘その3- (少し追記)

前回のエントリーから間があいてしまいました。 いい加減、これを書かないと次に行けないので、 近江商人屋敷の旧外村宇兵衛家と中江家をいっぺんにアップしたいと思います。^-^; 旧外村宇兵衛家は前回エントリーした外村繁邸の本家にあたります。 呉服木綿…

外村繁文学館(外村繁邸)-五個荘その2-

「近江商人発祥の地-五個荘その1- 」の続きです。 さて、五個荘の「近江商人屋敷」めぐり、 まず訪れたのは「外村繁文学館」です。 外村家4代目外村宇兵衛(この宇兵衛のお屋敷については、その3にて。) という方の妹さんにみわという女性がいて、 そこ…

近江商人発祥の地-五個荘その1-

ゴールデンウィーク後半の中日に、琵琶湖の湖東にある五個荘に行ってまいりました。 五個荘はいわゆる近江商人発祥の地と呼ばれています。 五個荘の名前の由来は繖山(きぬがさやま)東麓にあった山前(やまさき)荘が 鳥羽院政期(12世紀)に「山前五個荘…

新緑の貴船へ。

「新緑の鞍馬へ。その3-奥の院- 」からの続きです。 奥の院から貴船へと降りてきた私たちは、貴船神社に向かいました。 新緑と赤い鳥居のコントラストが美しいです。 青もみじのトンネルの階段を登って行くと、 ひとえの山吹が咲き乱れていました。 新緑の…

新緑の鞍馬へ。その3-奥の院-

「新緑の鞍馬へ。その2-鞍馬寺本殿金堂- 」からの続きです。 さて、本殿金堂にてお参りをすませ、「雲珠桜」を堪能したあと、 奥の院へと向かいました。 程なくして、小さな湧き水の場所に到着。 この水は「義経公息次ぎの水」。 昔、牛若丸が毎夜、奥の院…

新緑の鞍馬へ。その2-鞍馬寺本殿金堂-

「新緑の鞍馬へ。その1-由岐神社- 」からの続きです。 緑眩しいもみじをあおぎ見ながら、九十九折りの参道を歩いていきます。 中門に到着。 この辺りは鬱蒼とした木立が続きます。 晴れた日でも参道は薄暗いので、新緑の眩しさが目に染みます。 九十九折り…

新緑の鞍馬へ。その1-由岐神社-

GW前半の日曜日、とてもよいお天気でした。 このお天気につられて、午後から鞍馬方面へと出かけることに。 (相変わらず、遅いスタート…^-^;;) 鞍馬行き電車の車窓から。新緑が眩しいです。 鞍馬駅には烏天狗の大きなお面が。 おや、緑色の烏天狗も。 鞍馬…

春の神戸にて-その2-夕暮れ編

「春の神戸にて-その1-」の続きです。 ー沈み行く夕陽の移り変わり編ー そして柔らかな夕焼けの色。 さあ、マジックアワーのはじまりだ。 でも、まだ灯りはつきません。 だいぶ暗くなって来たので、ポートタワーに灯りがつきました。 赤と緑。 PILOTも仕事…

春の神戸にて-その1-

連休の最終日、神戸に出かけました。 目的はターナー展でしたが、せっかくの神戸。 博物館を出た後、夕方の港に向けてぶらぶらと歩きはじめました。 海岸通の石造りの建物。窓辺にはパンジーの花。 これは商船三井ビルディング。 こちらは海岸ビル。 新しい…

冬の建仁寺-その2- 京都冬の旅非公開文化財特別公開「開山堂」

気がついたら3月、そして昨日ひな祭りも終わってしまいました。 そんなわけで、あわてて冬の建仁寺の続きです。 法堂。明和二年(1765)上棟。 法堂の天井の絵は平成十四年(2002)に創建800年を記念して描かれたもの。 小泉淳作画伯の筆による双龍。 茶碑…

冬の建仁寺-その1-

2月のはじめ、2月にしては暖かかった日曜日に建仁寺さんへとまいりました。 建仁寺は祗園花見小路を南に下ったところ、京の街の真っ只中にあります。 この門は八坂通に面する「勅使門」。 扉や柱に戦乱の矢の痕があることから「矢立門」「矢の根門」とも言…