風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

初夏の詩仙堂-その1- 丈山菊(丈山翁遺宝展)編

今から約1ヶ月前の5月25日(日) もうそろそろさつきが咲き始めたかな?と思い、詩仙堂へまいりました。 この日はまだ、さつきは咲き始めたところといった感じ。 この手水鉢が面白いです。 ぽつぽつとピンク色。 ひょこっりと緑のなかから現れます。 ハ…

新緑の鞍馬へ。その3-奥の院-

「新緑の鞍馬へ。その2-鞍馬寺本殿金堂- 」からの続きです。 さて、本殿金堂にてお参りをすませ、「雲珠桜」を堪能したあと、 奥の院へと向かいました。 程なくして、小さな湧き水の場所に到着。 この水は「義経公息次ぎの水」。 昔、牛若丸が毎夜、奥の院…

新緑の鞍馬へ。その2-鞍馬寺本殿金堂-

「新緑の鞍馬へ。その1-由岐神社- 」からの続きです。 緑眩しいもみじをあおぎ見ながら、九十九折りの参道を歩いていきます。 中門に到着。 この辺りは鬱蒼とした木立が続きます。 晴れた日でも参道は薄暗いので、新緑の眩しさが目に染みます。 九十九折り…

新緑の鞍馬へ。その1-由岐神社-

GW前半の日曜日、とてもよいお天気でした。 このお天気につられて、午後から鞍馬方面へと出かけることに。 (相変わらず、遅いスタート…^-^;;) 鞍馬行き電車の車窓から。新緑が眩しいです。 鞍馬駅には烏天狗の大きなお面が。 おや、緑色の烏天狗も。 鞍馬…

冬の建仁寺-その2- 京都冬の旅非公開文化財特別公開「開山堂」

気がついたら3月、そして昨日ひな祭りも終わってしまいました。 そんなわけで、あわてて冬の建仁寺の続きです。 法堂。明和二年(1765)上棟。 法堂の天井の絵は平成十四年(2002)に創建800年を記念して描かれたもの。 小泉淳作画伯の筆による双龍。 茶碑…

冬の建仁寺-その1-

2月のはじめ、2月にしては暖かかった日曜日に建仁寺さんへとまいりました。 建仁寺は祗園花見小路を南に下ったところ、京の街の真っ只中にあります。 この門は八坂通に面する「勅使門」。 扉や柱に戦乱の矢の痕があることから「矢立門」「矢の根門」とも言…

廬山寺その2-寺町通と御土居と京都七福神-

廬山寺その1-桔梗咲く「源氏庭」-からのつづきです。 大師堂。 廬山寺は天台系圓浄宗の大本山で、正しくは「廬山天台講寺」。 天慶年間(938年)、元三大師良源(慈恵大師)が 船岡山南麓に開いた與願金剛院に始まるそうです。 その後いろいろと変遷を経…

廬山寺その1-桔梗咲く「源氏庭」-

今週の火曜日(7/10)、梅雨の晴れ間に大本山「廬山寺」に行って参りました。 廬山寺は紫式部の邸宅址といわれています。 お庭の入り口横に紫式部と娘の大貳三位の歌碑があります。 有馬山ゐなの笹原風吹けば いでそよ人を忘れやはする(大貳三位) めぐりあひ…

建仁寺塔頭「両足院」 -半夏生の庭-

先日、両足院の特別拝観に行って参りました。 臨済宗大本山建仁寺塔頭「両足院」 650余年前に龍山徳見禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院です。 徳見禅師は四十年ほど中国に滞在した後、足利尊氏の招きにより日本に帰国しました。 このとき禅師を…

京都ミニトリップ-その2-南禅寺・水路閣〜琵琶湖疏水分線〜発電所水圧鉄管

さて、野村美術館を出た後、南禅寺に向かいました。 南禅寺の境内。木漏れ日が明るいです。 木陰にはカワラヒワがいました。 南禅寺法堂。お線香を供え、ここでちょっとお参り。 水路閣へ至る道の横から勢いよく流れ出る水。 これも疏水からの水? 樹々の間…

比叡山横断するループの旅 その3(比叡山延暦寺)

(5/5)午後3時前にガーデンミュージアムを出て、シャトルバスに乗り、 世界文化遺産「比叡山延暦寺」へ。 1200年前に最澄がこの地に仏教を開きました。 「根本中堂」 この中には薬師如来をまつる宝前に 1200年守り継がれた「不滅の法灯」が輝い…