風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

石の寺「教林坊」の紅葉、侘び・さびのかくれ里へ。

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11月の終わり、滋賀県近江八幡市安土(あづち)にあります、

石の寺「教林坊」へと、行ってまいりました。

 

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教林坊は、推古十三年(605年)に聖徳太子によって創建されました。

「教林」とは聖徳太子が林の中で教えを説かれたことに由来するそうです。

そして平成7年に現ご住職が24歳で就任されるまで、

ここは長らくの間、荒れ寺だったそうです。

それをここまで復興されたとのこと。

 

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ご詠歌には

 「九十九折れ たずねいるらん 石の寺 ふたたび詣らな 法の仏に」

とあり、困難な願い事も二度詣でれば叶うと言われています。

(今回一度目だから、是非もう一度詣らねば…^-^;)

 

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竹林をぬけると、

 

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紅葉がみえてまいりました。

 

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曇天の中でも鮮やかな紅葉。

 

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もみじのトンネルの向こうに、入り口が見えてまいりました。

 

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書院の入り口。

 

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経蔵。

 

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紅葉はやや盛りを過ぎたような感じでしたが、

それでもまだまだ見応えがありました。

 

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この鬱蒼とした感じが、いかにもかくれ里っぽいです。

 

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仲良し地蔵さんですって♪

 

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千両の赤、紅葉の赤、散り紅葉の赤、色々な赤。

 

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苔むした「太子の説法岩」の前にも、

お地蔵さまがひっそりといらっしゃいました。

 

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千両。

 

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山茶花

 

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窓に映る紅葉。

 

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左の苔むした岩は本尊霊窟。

この中に太子自作の石仏がおさめられています。(赤川観音)

 

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紅葉と吊り灯籠。

 

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本堂から書院をのぞむ。

 

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書院。

 

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この書院の茅葺き屋根の下には、大黒様がいらっしゃいました。

(せまい階段をのぼって拝見しに行くことが出来ます)

 

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そこでは、おみくじをひくことが出来たので、

この屋根の中は、結ばれたおみくじがたくさんありました。^-^

(なかなか壮観な景色。)

ちなみに私は「吉」でした。^-^

 

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真ん中の大きな石が「太子の説法岩」

 

 

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敷き紅葉。

 

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そしてこの岩の下に「赤川観音」はいらっしゃいました。

(暗過ぎて、写真には納めていません)

 

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本堂。

 

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ごつごつした石のお庭。

 

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水琴窟

 

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書院の「掛軸庭園」

 

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自然を切り取って、四季折々の山水掛け軸に見立てるそうです。

季節によって、日によって、そして時間帯によって、変化する掛軸ですね♪

 

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本日の掛軸。^-^

 

(おまけ)仏教語の立て札。

山門から書院までの道すがら、ときどき仏教語の解説の立て札がありました。

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「兎に角(とにかく)」

 

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「釈迦力(しゃかりき)」

 

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「微塵(みじん)」

 

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「億劫(おっくう)」

ふだん、何気なく使っている言葉も、仏教語から来ていたりするのですね。

 

<秋の特別拝観の時期>

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教林坊の秋の特別拝観は11月1日〜12月15日まで。

秋の特別拝観以外は、土日祝日のみ拝観可だそうです。

次はライトアップの時間にでも訪れたいものです。

 

www.d1.dion.ne.jp

 

(御朱印)

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かくれ里 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

かくれ里 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

 

 教林坊が紹介されているエッセイ。

 

(この日のランチ)

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東近江市のあいとうふくしモールにある「野菜花」です。

 

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「季節の野菜もりセット」 (野菜花ランチ+蒸し野菜)

この味噌だれにつけて食べる蒸し野菜が美味しくて、

帰ってきてからも蒸し野菜にはまっています、^-^;;

レストラン | あいとうふくしモール

 

ー☆ー

金沢も奈良も旅行記が滞っておりますが…^-^;

とりあえず、季節的にこちらの記事を先にあげました。m(_ _)m