2月1日、午前中に雪が降った日。
冬の南禅寺・天授庵にまいりました。
天授庵は南禅寺の開山第一世大明国師無関普門禅師を奉祀する開山塔であり、
山内で最も由緒ある寺院です。(いただいたパンフレットより。)
室内は拝観していないとのことなので、お庭へと参ります。
(たぶん、紅葉の時期はここからお庭を眺めるのですよね?
↑行ってないから不明。^-^;)
というわけで、お庭のほうへ参ります。
日陰にはまだ雪が残っていました。
苔の上の溶けかけの雪。
石畳はとけた雪で水鏡に。
本堂前庭(東庭)。
ここは枯山水のお庭。
ひし形の石畳が美しいですね。
冬木立は秋には美しいもみじの樹。
東庭を通り過ぎ、書院南庭にまいりましょう。
書院。
書院の前の南天の葉っぱの赤がアクセントになっていました。
この書院南庭は、鎌倉末期から南北朝時代の特色をもったお庭だそうです。
竹林と苔。
でも、この石橋はどうやら明治期に作られたもののようです。
渡ってきた石橋を振り返る。
苔が美しく、まるでどこか森のなかに入り込んだよう。
本堂の屋根には、まだ少し雪が残っていました。
池のなかの鯉。
なんだかもう自然の一部と化した手水鉢。
もみじが池にはり出しています。
紅葉の頃はさぞや美しいことでしょう。
お庭を一周する間、実は私一人、貸切状態でした。
本堂の北側からは、南禅寺の山門が眺められます。
春にはきっとしだれ桜が美しいことでしょう。
(おまけ)
枝がじゃまして全くピンボケですが…^-^;;
一人の散策の間に相手してくれた(?)は、
このジョビ君だけでした、笑。
<関連エントリー>
(2015.11月追記)
新緑の天授庵編
そして、紅葉の天授庵編。