先週の雪が降った寒い週末、城崎温泉へと行きました。
そして、城崎へ行く途中、出石の町に立ち寄りました。
車窓から。
トンネルをぬけると、雪国でした。
寒い日だったので、囲炉裏の前で出石そばをいただきました。
「出石そば」は「皿そば」です。
基本は5枚。食べ方は色々バリエーションがあって、
ガイドブックによると、オーソドックスな食べ方は、
お皿にねぎと大根おろしをのせ、つゆをかけて食べる。
それからおちょこに卵を溶いて山芋とろろをいれ、
それにつゆを加えたなかに入れて食べる。
…だったみたいですが、
とりあえずみんなおちょこに入れて(いや、ぶちこんでが正しいかも^-^;)
いただいてしまいました…。
(出来るだけ早く食べてくださいって言われたので、あせって食べちゃった、笑)
「皿そば」今度は暑い夏に、作法にのっとって食べてみたいです。
出石の古い町並み。
懐かしい看板ですね。(ムスメ撮影)
マンホール、これは電気。
こちらは電話。
「有子のしらべ」(辰鼓楼-しんころう-)
どちらのマンホールにも使われていた、出石の象徴的な存在。
藩士が登城する辰の刻(午前8時)に太鼓を鳴らしていたのにちなんで、
現在は「午前八時」「午後一時」に太鼓が、夕方に梵鐘が鳴るそうです。
お城があった「有子山」にちなんで、「有子のしらべ」と呼んでいるそう。
出石城跡。
江戸期に小出吉英によって築かれたお城。
1706年(宝永3年)の国替えで、信州上田から来た仙石氏の居城となりました。
その時に、信州の蕎麦職人を連れてきたのが、今の出石そばの始まりだそうです。
唯一お城の跡を留める「本丸西隅櫓」。
二の丸跡。
「感応殿」
権兵衛さんなんですね。^-^
家紋は丸に「無」の字。(誉かと思った…^-^;)
本丸の上に有子山稲荷神社があります。
この稲荷神社は1604年の築城時から鎮座されているそうで、
城郭内にありながら、江戸時代から身分を問わず参詣が許可されていたそうです。
神社からは出石の城下町が一望出来ます。
大きな杉(?)の跡。
お稲荷さん側の橋から、登城橋を望む。
寒桜がひっそり咲いていました。
屋根があるから、雪が降っても大丈夫ですね。^-^
(おまけ)
蕎麦餅を黒豆茶とともに。
これは「但馬牛肉まん」
そば餅と但馬牛肉まんをいただいて暖をとった後、城崎に向かいました。
続きます。