北海道の旅いきなり番外編「日本丸」の続きです。
8月16日の午後2時に「日本丸」が小樽を出港するというので
ふたたび港へ見に行きました。あいにく小雨まじりのお天気。
昨日は入れなかった第三埠頭が今日は開放されていたので、
船の側まで行く事が出来ました。^-^
船首の女神は「藍青(らんじょう)」という名だそう。
埠頭では、見送りのため、子どもたちが和太鼓を演奏していました。
実習生たちが甲板に整列して、その演奏を聴いています。
演奏が終わり、挨拶のあと、実習生がマストにのぼりはじめました。
号令に従い、列を作ってのぼって行きます。
ずんずん、上へ、上へ。
みんなマストに登りました。
一番上は、なんと50メートルもの高さになるそうです。
背後から見ると、こんなふう。
帆桁のロープに足をのせているだけのように見えます。
見ているだけで、足がすくみます。(^^;
「帽子を脱げぇ」という号令で、皆、帽子を胸のもとに。
「ごきげんよう」の声とともに、いっせいに手を振り上げました。
この一瞬がすばらしく、埠頭からは拍手喝采。
船首にも実習生が並びます。この中に女性の姿もありました。
この日本丸は女性実習生専用の設備が設けられているそうです。
その後、錨があがり、船がゆっくりと離岸し始めました。
少し後進したところで、方向転換。
「手を振れぃ!」の号令が聞こえてきました。
ズームすると、実習生たちが手を振っているのが見えました。
次第に遠ざかる日本丸。次の寄港地は横浜だそう。
(雨が降っていたせいなのか、帆を張るところが見られなくて
それだけがちょっと残念…。)
実習生たちは航海の途に就いたのでした。お元気で〜!
(おまけ)その1 うみねこさん
日本丸の近くで、ぷかんと浮かんでいた見慣れない鳥。
前を歩いていたおじさんが「うみねこの幼鳥」とおっしゃってました。
(おまけ)その2 灯台
赤灯台の灯りは赤色
白灯台の灯りは青色