さて、野村美術館を出た後、南禅寺に向かいました。
南禅寺の境内。木漏れ日が明るいです。
木陰にはカワラヒワがいました。
南禅寺法堂。お線香を供え、ここでちょっとお参り。
水路閣へ至る道の横から勢いよく流れ出る水。
これも疏水からの水?
樹々の間から水路閣が見えてきました。
水路閣は田村喜子さんの「京都インクライン物語 」によると、
全長92メートル、地上からの高さ約10メートル、
明治20年9月から1年かけて完成したそうです。
橋脚の数は13個。花崗岩と煉瓦で出来ています。
水路閣はローマの水道橋をモデルに作られました。
南禅寺は当時、この疏水分線を通す事に非常に協力的だったらしいです。
(なんと理解ある僧たち。)
私が立っている後ろには南禅院、奥には高徳庵があります。
まさにお寺の中を疏水は通っているのですね。
結構水の流れは速いです。
その反対側、つまり水路閣の上流にあたる場所。
疏水はこの大日山の山腹に沿って作られました。
その横には小さな道が続いていて、インクラインまで行けます。
今回は水の流れとは反対に歩いて行きました。
木漏れ日が気持ちのよいこの疏水沿いの道。
ひそかにお気に入りの場所です。
細い道に、細長く根がはっていました。(その後ろは崖)
反対側から見るとこんな感じ。根っこがどんどん横に伸びてます…笑。
そして、見上げるとこんなに大きな樹です。
道の途中で見つけたヘビいちご。たくさんなっていました。
その近くにはドクダミも。
疏水はここから流れいでています。
その上流、疏水分線がはじまるところ。
発電所の施設があります。
奥をズームするとこんな感じ。
中でのんびり亀さんが泳いでました。
この池(?)を通り過ぎたところに、蹴上発電所の発電所の水圧鉄管があり、
ここを過ぎると、インクラインが見えてきます。
その3に続きます。
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