風のなかの「 旅日記」

旅の日記です。たまに京都のおでかけ日記も…。

比叡山横断するループの旅 その3(比叡山延暦寺)

(5/5)午後3時前にガーデンミュージアムを出て、シャトルバスに乗り、

世界文化遺産比叡山延暦寺」へ。

1200年前に最澄がこの地に仏教を開きました。

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「根本中堂」

この中には薬師如来をまつる宝前に

1200年守り継がれた「不滅の法灯」が輝いています。

1200年もの歴史の流れの中で、

そこだけは変わらず光り輝いているというのは

考えたらすごいことですよね。

平安時代の人もここでお祈りしたのかと思うと、

少し気が遠くなりそうになります。

また、ここ比叡山で、鎌倉時代には

法然栄西親鸞道元日蓮といった名僧たちも修行なさったようです。

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「文珠楼」

根本中堂の前の急な階段を上がると、「文珠楼」があります。

以前、ムスメが小学生だった頃に一度訪れたことがあったのですが、

そのときは時間が遅くて、もう文珠楼は閉まっていたのです。

今回、開いていたので中に入ったのですが、

楼の上へ上がる階段がものすごく急で驚きました。

降りるときには落っこちないよう、緊張しました…。(^^;

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阿弥陀堂

さすがに比叡山は山。どこに行くにも坂道と階段。

この阿弥陀堂にたどり着いた時には、息も切れ切れでした。

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しかし、このような仏様と新緑に出迎えられると、

ここまであがって来た甲斐があったというものです。^-^

また、このお堂の横には水琴窟があり、耳を澄ますと美しい音がします。

ムスメは「ここには水琴窟があったよね」と、

以前行ったときのことを良く覚えていました。

(実は私はムスメに言われるまで、すっかり忘れてました。(^^;)

(5年前の写真…)

今回、(ややヘトヘトで)水琴窟の写真を撮りそびれたのだけれど、

前に撮った写真を以前の日記にUPしていたのがあったので、

とりあえずそれを貼っておきます。(^^;

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宮沢賢治の歌の碑。

宮沢賢治が根本中堂を前にして詠んだ歌の碑がありました。

かつて、賢治もここへお参りに来た事があったのですね。

 

本当は横川や西塔にも足を伸ばしたかったのですが、

山道ばかりで少々疲れてしまったので、今回はパスしてしまいました。

(前回も時間無くて行けなかったのだけど。次こそ行くぞ。←いつ?笑)

 

その4につづきます。